Entries from 2006-01-16 to 1 day
これまでに見たシェーリングの解釈法をまとめるとこんな感じ。 その音楽についての自分の解釈を説明するために、戯曲や文学作品から話の筋や会話を引用し、そこに楽曲を当てはめようとする。 物語と音楽を、気分や雰囲気と結びつけようとする(例:踊り、や…
原典は検索すれば上がってくるし、探せば手に入るはず。なのでここには読んだものリストを。 Arnold Schering, Beethoven in neuer Deutung. Leipzig: Kahnt, 1934. より Die Klaviersonate d-moll, op. 31 Nr. 2 Die Klaviersonate f-moll, op. 57 Die Klav…
原典を日本語訳した音楽解釈学の文献となるとなかなかない。英語訳はあるが、図書館では、収められている雑誌のちょうどその号が抜けている!ので、探さねば。とりあえず見つけたものメモ。 「シェリング哲学における知的直観の理解」 金子治子、東京芸術大…