W3C の SKOS 標準を使用してタクソノミー管理を改善する

W3C の SKOS 標準を使用してタクソノミー管理を改善する:統制語彙用の移植可能な SKOS フォーマットを使ってセマンティック Web に徐々に慣れる
Bob DuCharme, Solutions Architect, TopQuadrant 2011年 6月 10日
原文:不明。
和文http://www.ibm.com/developerworks/jp/xml/library/x-skostaxonomy/

★感想メモ
・SKOSの語彙の使い方の部分はSKOS入門を読むほうがよいと思った。

★メモ

  • 同じ組織内の異なるグループが独自の語彙を使って管理している場合、それを一つの語彙に統合するのは有害無益である。
    • →データの規模が大きくなるにつれて語彙の保守が複雑になり、データの改訂が必要になる。
    • →無理に語彙を改訂、統合した一体型の語彙は、どのグループの要求にも完全には対応できなくなる。
  • SKOS を使用することで、異なる語彙による概念の間に関係を定義することができ、さまざまな部門の語彙を統合的に利用できるようになる。
  • SKOS オントロジーを使用していなくても、RDFによってデータをリンクすることは可能。
  • The New York Times が無料で公開したSKOS ベースの件名標目索引は、各出版社が自社の独自コンテンツをThe New York Times の記事にリンクさせるために使うことができ、The New York Timesの記事には、より多くのトラフィックが集まるようになった。